WEBマーケティングで
ビジネスをしていく際には、
インターネット広告を活用すると
ビジネス拡大がしやすくなります。
インターネット広告を活用する際に
必ず知っておくべき用語の１つとして
「CPC」と言う言葉があります。
インターネット広告を載せるには
何種類かの課金方式があるのですが、
今回はそのCPCについての基礎知識や
有効活用する方法などを
解説していきます。
CPCとは？
- Cost
- Per
- Click
の略で、日本語では
「クリック単価」と言われています。
インターネット広告において
ユーザーが広告を１回クリックした際に
発生する費用を指します。
CPCのようにクリック数に対して
課金する広告を
「クリック保証型広告」と言います。
CPCは3種類の使い方がある
CPCという用語は
主に3種類の使い方があるとされています。
１つ目
クリック課金型の広告そのものを
指す場合
２つ目
クリック課金型広告での
クリック単価を指す場合
あらかじめ設定した金額で
算出される単価となります。
3つ目
インターネット広告の効果
を見る際の指標とする場合
掲載している広告で
どれだけ集客が出来ているのかが
分かりやすく、
広告の費用対効果を示す指標
としても使えます。
広告の掲載費用
÷
広告のクリック数
＝CPC(円)
となります。
CPMとの違い
CPCと同じように
インターネット広告の指標として
使われるものに
CPM（Cost per Mille）
というものがあります。
CPMは「インプレッション単価」と言われ
広告表示にかかる費用を指します。
CPC＝広告がクリックされたとき
CPM＝広告が表示されたとき
上記のような違いがあります。
CPC(クリック保証型広告)の場合は
どれだけ広告が表示されても
クリックされなければ
費用が発生することはありません。
CPCが決まる仕組み
クリック課金型広告は
「リスティング広告」
(検索エンジン連動型広告)というもので
あらかじめ、特定のキーワードごとに
と上限金額を設定します。
クリック課金型広告のCPCは
１クリック
＝数円～数十円が一般的
ですが、
広告のキーワードの競合が多いと
クリック単価は高くなります。
その設定した上限金額が競合との
オークション形式で入札される
という仕組みになります。
これで決定した金額を
「上限CPC」と言います。
しかし、この上限CPCが高い順番に
「広告ランク」という指標によっても
広告掲載の順番が変わってきます。
・入札単価
・オークション時の広告の品質
・広告ランクの下限値
・オークションにおける競争力
・ユーザーが検索に至った背景情報
・広告表示オプション
などが広告ランクの指標になります。
ですので、
CPCが決まる仕組みは、
- オークション
- 広告ランク
この２つで上位になればいい
ということです。
CPCの計算方法
CPCを算出する計算式は
広告の掲載費用
÷
広告のクリック数
＝CPC(円)
になります。
具体的に数字を
当てはめてみましょう。
例１
広告費：10万円
クリック数：5000回
100,000円÷5,000回
CPC＝20円
例２
広告費：10万円
クリック数：１万回
100,000円÷10,000回
CPC＝10円
上記のような計算方法で
CPCが算出されます。
CPCの費用を抑えながら成果を出すコツ
上記でも書いたように
同じようなカテゴリーであれば、
A社：10円
B社：20円
C社：30円
とCPCを設定していたとしたら
C社が優先的に上位に掲載されます。
とはいえ、
なるべく広告費用を抑えて
成果を上げたいところです。
費用対効果を上げるための
ポイントを見ていきましょう。
キーワードを組み合わせる
検索キーワードのコツとして、
- ビックワード
- ミドルワード
- スモールワード
と大きく３つに分けることが出来ます。
ビックワード
⇒スマホケース
ミドルワード
⇒手帳型
スモールワード
⇒iPhone12
などと設定することで
ビックワードだけでなく
ミドルワードやスモールワードを
組み合わせることで、
狙いたいターゲットを絞ることもでき、
無駄なクリックも防げます。
除外キーワードを設定する
CPC広告では、
除外キーワードを設定することも
ポイントです。
除外キーワードとは、
特定のワードで検索してきた場合
広告を表示させないようにする
という設定になります。
例えば、
『注文住宅』を販売している店が
リスティング広告に載せる際に
- 「賃貸住宅」
- 「戸建住宅」
- 「中古住宅」
といったキーワード検索で
広告を表示されても
購入につながる可能性は低いため、
これらを除外キーワードに設定します。
コンバージョンに繋がりにくい
ユーザーからのクリックを防ぐことで
広告表示を減らし、無駄なコストも
抑えることが出来ます。
広告を載せる場所を選ぶ
CPC広告を出稿するなら、
なるべくコンバージョンに
つながりやすいWEBサイトに
載せるのがポイントです。
広告の目的が
- 集客、認知
- コンバージョン
どちらが目的かによっても
掛ける費用や広告を載せる場所も
変わってきますので
目的を明確にしたうえで
載せる場所を決めましょう。
まとめ
WEBマーケティングで
ビジネスをしていく際には、
インターネット広告を活用すると
ビジネス拡大がしやすくなります。
WEB広告は年々増えてきていて
マーケティング戦力に
欠かせなくなっています。
しかし、
- 規制の強化
- EC事業の増加
- 各媒体の審査厳格化
などでインターネット広告の市場は
変化し続けています。
競合に勝ち、生き残るためには、
費用対効果を考えながら
戦略的にCPCを設定する必要が
ありますので、
しっかり理解しておきましょう。
