マーケティングをしていく上で
メルマガや広告メールなど
ユーザーに向けて広告宣伝を
する機会があるかと思います。
そのユーザーに何か広告宣伝を
送る際に重要なのが「オプトイン」です。
マーケティングや
販売促進に携わる方は
このオプトインという
マーケティング用語は
知っておくべき内容になります。
この記事ではオプトインの基礎知識を
解説していきます。
オプトインとは？
オプトインは英語で「Opt in」と表記し、
- 参加する
- 加入する
- 選択する
- 許可する
といった意味があります。
メールや広告メールなどの情報配信は
「迷惑メール法」と呼ばれている
特定電子メールの
送信の適正化等に関する法律
といった法律が存在しており、
事前にユーザーからの
承諾を得る必要があります。
事前に同意していない
ユーザーに対して
勝手に広告宣伝メールを
送ってしまうと
迷惑メールとして
処罰対象とされてしまうので
注意が必要です。
オプトインの具体例
オプトインはどのような場面で
使われているのかと言うと、
の２種類あります。
ECサイト(ショッピングサイト)
などで商品を購入する際に
「このショップからのメルマガを受け取る」
というチェックボックスを
見たことがあるかと思います。
そのチェックボックスに
チェックを入れるとメルマガ配信を
することに対して承諾したつまり
『オプトインをした』
ということになります。
BtoB
WEBサイトの
お問い合わせフォームから
問い合わせを行う際に、
個人情報の取扱いに関しての文章に
フォームに
記入いただきました個人情報は、
お問い合わせ・資料請求への
対応のほか、
当社が取り扱う各種商品、
サービスなどの情報提供に
（電子メール、電話等による）
利用させていただきます。
といったメール配信の同意を含めることも
オプトインになります。
なぜオプトインが必要なのか？
マーケティングの際に、
なぜオプトインが必要なのか？
と言うと、、、
以前はオプトインしていない
ユーザーに対して
メルマガや広告メールを送る際に
件名に「未承諾広告※」と記載すれば
違法となりませんでした。
しかし、
2008年に迷惑メール防止法が改正
されたことにより、
- 同意が無いユーザーへの広告提供
- 送信者情報を偽る
といった法律に反した場合は
罰金が科されますので
知らなかったでは済まされません。
オプトインの効果
オプトインを行うことで
どのような効果があるのかというと、
コンテンツやサービスに
興味関心があると判断出来る
お得な情報や限定クーポンなどを
簡単に紹介できるようになる
ユーザーとつながりを持つことができる
コンバージョンにつながりやすい
上記のような効果を得ることが出来ます。
不特定多数の人ではなく、
限られた人に向けて発信するため
広告宣伝メールなどから
成果につながりやすいです。
オプトインの注意点
オプトインには
注意点がいくつかあります。
見ていきましょう。
配信内容に気を付ける
伝えたい内容が不十分だと
ユーザーの期待を裏切ることになります。
- この情報を読んでみたい！
- 登録してみよう！
- 購入してみよう！
と思えるような
配信をすることが重要です。
配信頻度に気を付ける
配信頻度が多すぎても
ストレスになりますし、
少なすぎても興味や関心が薄れていきます。
また、非常識な時間に配信など
事業者側の一方的なタイミングで
発信してしまうと印象が悪くなります。
- キャンペーンをするタイミング
- 新しい情報があるタイミング
などユーザー視点になって
ユーザーにメリットがある
タイミングで配信することが大切です。
時間帯も一般的な活動時間帯に
配信するようにしましょう。
メール受信のON/OFFが出来るように
配信停止がいつでもできることも
内容に記載する必要があります。
配信停止ができなかったり
やり方が分かりづらいと不信感にも
つながりやすいため、
配信する内容には必ず
操作に迷わないような導線で
記載しておきましょう。
まとめ
メールマーケティングをするにあたり
オプトインに関する知識は
欠かせないものです。
また、無意識のうちに
法律違反となる可能性もありますので、
しっかり理解しておく必要があります。
オプトインに承諾してくれた
ユーザーに対してしっかりと
配慮することで、
コンバージョン率が高くなったり
配信停止などといった
離脱率も低くなります。
